トップページ > 事業関係 >  国営造成施設管理体制整備促進事業とは > アンケート結果

アンケート結果

農業・農業水利施設が持つ機能に関するアンケート調査の結果を、こちらよりダウンロードできます。

※配布戸数200戸(農家106戸、非農家94戸) 回収率100%

農業・農業水利施設が持つ機能に関するアンケート調査 結果表

問1 あなたの性別に○をつけてください。
男性 159名
女性 41名

 

問2 あなたの年齢に○をつけてください。
20歳代 0名
30歳代 10名
40歳代 23名
50歳代 44名
60歳以上 123名

 

問3 あなたは、農家以外の世帯ですか?それとも農家ですか?あてはまるものに○をつけてください。
農家以外 85名
兼業農家 81名
専業農家 32名

 

問4 あなたは、土地改良区の組合員ですか?あてはまるものに○をつけてください。
組合員 127名
組合員でない 73名

 

問5 組合員でない方へおたずねします。あなたは土地改良区を知っていますか?
あてはまるものに○をつけてください。
よく知っている
(役割・業務内容を知っている)
18名
少し知っている (活動内容を知っている) 31名
知っている (名前程度は知っている) 39名
全く知らない 10名

 

問6 農業・農業水利施設が持つ地域・環境保全の役割についておたずねします。
a~eの設問内容について、該当すると思う番号にそれぞれ○をつけてください。

a 洪水防止(大雨の際に水田が雨水を貯留して、洪水被害を軽減する効果)

十分ある 37名
ある 95名
少ししかない 26名
全くない 10名
わからない 27名

 

b 土砂流出防止(水田が土砂の流出を抑え、下流の水質汚濁等の被害を防ぐ効果)

十分ある 31名
ある 85名
少ししかない 31名
全くない 10名
わからない 38名

 

c 防火・消流雪用水(農業用排水が、防火用水や消流雪水として利用される効果)

十分ある 55名
ある 72名
少ししかない 26名
全くない 23名
わからない 19名

 

d 地下水涵養、河川安定(水田に堪えられた水が地下水や河川水となって再び利用される効果)

十分ある 46名
ある 85名
少ししかない 25名
全くない 8名
わからない 31名

 

e 親水(農業用水を利用した公園や、水路、ため池、ダム湖等を地域住民が利用し、ゆとりや安らぎを得られる効果)

十分ある 46名
ある 85名
少ししかない 25名
全くない 8名
わからない 31名

 

問6についての自由意見
  • 公園などの施設を作っても、地域住民の参加がなければ、荒れ放題となる。
  • 自宅が田んぼより低い所にあり田植えの時期になると水はこない、雨が降るときは敷地内を洪水のごとく田んぼから水が流れこんできます。何とかして下さい。この雪国で、流雪溝がないとは驚きです。部落の用水路に多めに水を流して下さい。流雪溝の代わりになるのではないでしょうか?
  • 冬期間、用水路へ降雪した雪を捨てている家庭もあるが、水路が浅いため道路に水があふれ出すので水路の整備も必要と思われる。
  • “整然と区画整理され、水の利活用が見事に整備された仙北平野の田園風景は、近代的な日本の農村の原風景を保持しており、地域に住む人々や旅する人々に大きな安心感と安らぎを提供しており、この田園風景は「国の宝」ともいえる。
  • 荒らすことなく保全管理していくことは大変でしょうが、この仙北平野の原風景だけは後世に残しておきたい「日本の風景」だと思いますので、関係者の協力に期待しています。
  • 農業水利や環境保全に必要な施設であると思っている。

 

問7 農村地域には自然豊かな田園風景が広がり、訪れる人の心を和ませ安らぎを与える機能があります。その事について、あなたはどう思いますか?あてはまるものに○をつけてください。
十分ある 63名
ある 89名
少ししかない 30名
全くない 4名
わからない 13名

 

問7についての自由意見
  • 緑とは森林ばかりではなく畑地・用地もその役目を持っていると考えられる。
  • 上記の機能は確かに有るがそれは良く整備された環境においてであり、そうでない荒れた風景はただ寒々としたものを与えるだけともなる事をこころしなければならない。寒々とした風景は若者を離す。
  • 横手市に入ると山が間近にせまり息づまる気がするのに対し大仙市に入るとほっとする気がする。山が遠くにあり田園の広がり。
  • 田植え直後や刈り入れ時が良い。
  • 地域、公的支援で田園風景の維持をしてもらいたい。
  • 整然と見事な区画と水利施設は、仙北平野の骨格をなしており、観光資源の一つなっている。大いに活用して良い。
  • IT産業が進んでいく中で利用者の目の疲れが多くなっているので田園風景は疲れた目や頭を癒やされると思っている。
  • 家では全面委託なのですが、減反なので草丈がものすごい(3m以上)戸をあけるのもつらい時があります。すばらしい田園風景がみたいです。祖父母が苦労して開拓した田んぼですので・・・
  • 田園風景が広がり、安らぎを与える機能を保つためには、普段から手入れをこまめにしていかないと、訪れる人の心は和ませる事は出来ないと思う。 後継者不足の今、農業を取り巻く環境整備が急務ではないでしょうか。

 

問8 豊かな自然が残る農村地域は、自然や農業を対象としたレクリエーションの場としても機能しています。その事について、あなたはどう思いますか?あてはまるものに○をつけてください。
十分ある 27名
ある 72名
少ししかない 50名
全くない 17名
わからない 33名

 

問8についての自由意見
  • 上記の機能はこれを有しているが、整備された環境条件が整わない。
    だから実際には機能しているとは言い難い。
  • 蛍の郷があったり、学校田があったり限界集落を気にしつつも良くやっていると思う。
  • コンクリートで作った小川は管理が楽でも自然そのものは衰退していく。
  • いろいろなイベントは行っていると思うが、水路ぞいにウォーキングをしたりしたら水路に対しての関心も持ってもらえるし、健康にもなれるので検討してもらいたい。水路の回りの空き缶拾いも同時に行う。
  • 都会の人々の交流の場としての役割は大きい。積極的に活用するようにしたいものです。
  • 機械で管理されている社会になっている。いま、自然の残っている所を見ると心が和み安らぎを与えられる。
  • 機械化による作業体型となり、共同作業意識も薄れてレクリエーションの場がなくなっている。

 

問9 農家の減少、農業者の高齢化に伴い、農業水利施設の管理が十分に出来なくなる事が心配されています。あなたは、このような農業水利施設の管理は重要だと考えますか?あてはまるものに○をつけてください。
大変重要だと思う 66名
重要だと思う 108名
重要とは思わない 7名
わからない 15名

 

問9についての自由意見
  • 現在、用水路の土側溝箇所は清掃されていない。作業が大変らしい。
  • 農業水利施設の利用、又水の利用が土地改良の組合員や水利組合員等に限られているのは、逆に言えばこの組合員の負担を重くし他から収入の門を閉じている事とならないか?
    利用方法と同時にこうした事を考えて欲しい。
  • 大変心配です。昨年の猛暑と水不足にベテランの農業者もお手上げ状態だったのではないでしょうか。
  • 農業従事者以外の地域住民参加型のスタイルが必要と思われる。
  • 現在、農業水利施設管理を農業者だけが行っているが、水路は農業者以外の人も利用するので地域全体で管理した方がいいと思う。
  • 集落営農を進めていかないと管理が不行き届きになる。重要だとは思うが耕作者同士の意志疎通と、水利施設の管理のマニュアル等作成する必要がある。

 

問10 前ページの問9で「大変重要だと思う」あるいは「重要だと思う」とお答えの方におたずねします。
農業・農業水利施設が持つ地域・環境保全の役割は、農家による営農努力や土地改良区による維持管理のいずれが欠けても、十分に出来なくなる可能性があります。
このような機能を縮小させないために、農業水利施設の維持管理ではどのような対策を講じた方が良いと思いますか?あてはまるもの一つに○をつけてください。
1.土地改良区が管理 25名
2.国・県・市町村の公的な支援を受けて管理 77名
3.地域住民の協力を得て管理 8名
4.公的支援と地域住民の協力を得て管理 52名
5.その他 0名
6.わからない 14名

 

問10についての自由意見
  • 公的支援を受け土地改良区と地域住民が協力をして管理するべきだと思います。
  • 特に水路清掃では、組合員が高齢化となり、出役者が少なくなり、非組合員の協力(地域住民)が必要です。草刈り時には、残されている場所も見られる。
  • 公的支援と地域住民の協力を受けることにより、水利用に関して地域住民により利便性を向上したものを提供する方策が必要。
  • 天候が左右する農業だけに近年の天候の変化には皆今までこんなことなかったと云っています。あらゆる変化に対応出来る管理は必要だと思う。
  • 地域全体で管理すると記入しましたが、地域だけでの管理には限界があると思うので公的支援も受けながら管理する必要があるかと思います。
  • 先ずは生産者自らが、又、その組織が対応して維持管理しているべき事ですが、次には地域住民の協力による「水」の機能を保持し、環境保全に心し、公的支援を受けながら守っていく必要がある。
  • 基本的には土地改良区の財産であるが高齢化がすすんでいる。現在、国・県・市町村の支援と協力が必要。

 

問11 農業・農業水利施設及び土地改良区について、どのような事でも結構ですのでご意見をお寄せ下さい。
  • 老いは、親にも自分にも必ずやってくる。それを認めることで考え方も変わってくると
    思います。
  • 第1田沢疏水に晩秋流しましたけれども、今後水量は少々ゴミが流れてる程度に冬期も流してはいかがでしょうか。田沢疏水に水を流すことによって、他の支線にも水が入り冬期の防水用水にも役立つのではないでしょうか?ちなみに、真木水地区では不足しています。
  • 環境保全の役割等ということに特に考えたこともなかったのですが月一度の役割で地域住民が協力して草刈りや花を植えたり、とても良いことだと思って参加しておりました。田沢疏水のこともあまり深く考えたこともなかったです。農業用水のみならず、日常生活のために役立っていたのだと改めて思いました。
  • アンケートの問7、問8の設問から考えても田の所有者が多大の負担を強いられるのはどうかと考えます。
  • 上記問10に関する例として以下
    私の居住地は山裾の農林部に位置しながらも50戸ほどの集落を形成している。この集落の東端を田沢疏水が流れているがこれも秋には水が流れない。奥羽の山々からの沢水は年間を通しその量に変動はあるが常に有り、これ等の中にはただ田沢疏水用水路に流れ落ちているものも在る。用水路をわたる橋部分に合わせ多少工夫をして、この水が集落の道路脇の側溝を流れるようようにすれば、そして多少の改良をかえれば年を通しての集落の防災用水に利用出来道路等の雪の処理等にも役立たせる事が可能と考える。上記10での公的支援と地域住民の協力を単に一方的なものとせず、こうした事をする事で納得を得られ現組合員の負担を軽くする事を考えるなど、必要ではないだろうか。
  • 当地域には融雪溝がなく冬期間は皆困っている。原因は(できない理由は)排水口がないということだそうです。一般河川がなく、仙北平野の用水路が横たわっているからです。(仙北平野幹線)に冬期間のみ融雪溝の排水は無理でしょうか。
  • 農業水利施設のお陰で非農家の私たちもいろんな面で潤っていると思います。施設、人件費等で金がかかるでしょうが、冬期間も水を流してもらえたら消防、消雪などでどんなに助かるかと考えます。
  • 問6のCにあるように冬期の消流雪用水として活用できるよう冬期間も充分な量を通水してほしい。(水利権などは寛大な措置にて)
  • 土地改良区事業についての地域住民への啓発がもっともっと必要と思う。
  • 整備事業後、かなり年月がたち各水路、河川等の痛みがひどく公的支援を得て、整備をしていく必要があると思う。
  • 日本の主食である「米」生産地として、仙北平野は最後まで残っている地域であり、その生産基盤を守る役割として「土地改良区」の役割には大きなものがある。
    「荒れた農地」とならないように、保全管理していくための組織化が必要であり、「やる意欲のある農家」にいかに土地を築積させていくかが大きな課題である。農家を点検するとより明確になってくる。
    生産農家の減少か傾向の中、土地改良区の組織流合等、時代にマッチした体制整備が必要になってくる。スピード感をもって対応して地域の農業・農村を守る核となって欲しいものです。
  • 土地改良区のことをホームページ等を使いもっとアピールしてほしい。農業にタッチしていない世代にはどんなことをしているのかよくわかってないと思う。
  • 冬期、このような大雪の時水が少しでも流れていると雪を流せて大変助かると思います。チョロチョロでもいいですので捨てる水があったらいいなと思っている毎日です。
  • 農業生産するための作業として、水利施設は利用しやすいように管理運営してもらうことで、農作業の軽減と収益の向上につながるよう要望いたします。

 

地区概要 田沢疏水土地改良区が管轄している地区の詳細についてご説明します。
事業関係 日常生活の多岐にわたって利用される田沢疏水の事業をご紹介します。
広報 年2回発行している田沢疏水の広報を、WEB上でもご覧いただけます。
田沢疏水の歴史 文政8年から続く田沢疏水の歴史をスライドショーで解説します。

PAGE TOP